メイマン博士のレーザー発明50周年に寄せて

新年明けましておめでとうございます。明日(2009年1月10日)から徳島大学でレーザー学会学術講演会第29回年次大会が開催されます。
オプトロニクス社が年次大会の併設展『レーザーエキスポ』を担当し始めたのが1994年1月からですから、早いもので今年で丸15年が経ちます。レーザーエキスポは2000年に年次大会併設展から独立し、現在はパシフィコ横浜に会場を固定し開催しており、弊社の一大イベントとなっています。いっぽう年次大会併設展のほうは名称を『レーザーソリューション』と変え、やや小ぶりではありますが本来の学会併設展らしく引き続き全国各地で開催されています。
今年はメイマン博士(1927年7月11日~2007年5月5日)のレーザーの発明から50周年という記念の年で、レーザー学会でも記念事業を何か予定されているよう?です。メイマン博士はタウンズの理論に興味を抱きメーザーの研究を行い、1960年の5月16日にヒューズ研究所において世界で最初にルビーレーザーの発振に成功されました。1990年の1月30日には月刊オプトロニクスの創刊100号の記念講演会(会場:日比谷プレスセンターホール)に来日していただき、お話をしていただきました。その時筆者と一緒にとった写真が下の写真です(19年前の写真なので筆者も随分若い)。

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当時の講演録は弊社より刊行した「光技術揺籃の頃」という本に収録いたしましたが、現在ではそれも絶版となってしまいましたので、近々弊社のWeb上のどこかに掲載してみたいと思っています。

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