OBN協議会とICSAが共催で「光空間通信フォーラム」を3月10日に開催

OBN協議会ICSA が共催で「光空間通信フォーラム」を来月10日に開催します。
光空間通信のことを英語ではFree-Space Optical (FSO)communication と言っていますが、日本語では「光空間通信」以外に「光空間伝送」と呼んだり、「光無線通信」と言ったりしています。OBN協議会の正式名称は「高速光空間通信網推進協議会」(英語名 0ptical Beam Network Promotion Council)、ICSAの正式名称は「光無線通信システム推進協議会」(英語名 Infrared Communication Systems Association)で、前者は「光空間通信」を後者は「光無線」を団体名に使っています。参考までにGoogle(G)とYohoo(Y)を使って検索件数を調べてみたら、本日時点で「光無線」(G;342,000件、Y;156,000件)、「光無線通信」(G;281,000件、Y;8,270,000件)、「光空間通信」(G;269,000件、Y;8,320,000件)、「光空間伝送」(G;59,200件、Y;649,000件)と言う結果でした。それぞれのサイトの検索アルゴリズムが違うので、個々には大きく差が出ているところもありますが総合的には大差がないでしょう。
以前は「光ファイバー通信」に対応するのが「光空間通信」で、「無線通信」に対応するのが「光無線通信」というように言われた時もありましたし、漫然と到達通信距離のニュアンスで言われた時もあったようです。最近はどちらかと言えば「光無線通信」のほうが一般的に使われているようです(筆者はOBN協議会の幹事を仰せつかっているので、やや残念ですが、そうかと言って用語統一されたわけでもありません)。これはきっと一般の人に「空間」通信より「無線」通信のほうが耳慣れていて分かりやすいからかもしれません。
前書きが冗長になりましたが、この二つの団体が毎年1回共同で開催しているのが掲題のフォーラムです。今年のフォーラムのサブタイトルは「光無線通信技術の新たな応用に向けて」となっており、総務省などが後援しています。会場は東京神田の学士会館で3月10日(火)の午後1時から5時まで時間帯で、光無線通信の高速化、可視光の新たな利用技術、光無線と電波無線の融合などの新たな技術・応用について、それぞれの牽引者が後援をされる予定です。また団体・企業等による展示も行われる予定で参加費は無料となっていますので、関心のある方は是非早めにお申込されるほうがいいと思います。
詳細はhttp://www.obn.ne.jp/をご覧の上お申込下さい。
http://www.obn.ne.jp/img/forum_2009.pdf
20090209-OBN.jpg
以前のフォーラム会場風景

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