特定非営利活動法人日本フォトニクス協議会の設立登記完了

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本ブログの今年平成21年の6月11日に既報特定非営利活動法人日本フォトニクス協議会の設立登記が漸く本日11月13日に完了いたしました。
最初に内閣府にNPOの申請書を提出したのが5月13日、その後書類内容の修正を繰り返し、申請の受付日が7月27日、その後も補正手続きの必要を指摘され修正を行い、設立認証を得たのが10月19日、漸くこれで手続きも終わったと思っていたら、最後の詰めともいえる法務局での法人登記手続きの際に、住所表記の間違いが見つかり、再度補正手続きをし漸く本日登記が完了致しました。最初の書類提出から実に丁度6カ月、この間理事長の羽鳥先生には修正手続きの度に、何度もお手を煩わせあるいはご足労いただき、ご迷惑の掛けっぱなしでした。この場を借りてお詫びとお礼を申し上げます。
このような顛末で正式発足した日本フォトニクス協議会のミッションは、その幅広い活動を通じて、光技術の発展と光ビジネスの創出・確立を図ることです。具体的には関連団体、機関、企業と適切に連携しながら、我が国の光に関するこれまでの実績とノウハウをベースに新しいニーズを発掘し、加えてそれを実現するシーズ技術を開発します。そしてこれらの活動成果として、光技術立国日本を再構築し、グローバルな視点で人類の幸せに貢献することです。
また同時に光技術の立場から環境保護と資源エネルギーに関しての提言を行い、地球に優しいグリーン・テクノロジーの普及を推進します。
また日本フォトニクス協議会では、上記のミッションに賛同し、活動する個人・企業・団体が連携し、新たな価値を創造し、かつ共有できるNPO法人であることを目標としています。ご承知の通り光技術の範囲は幅広く、我が国の研究・技術開発も時代の要請と共に発展してきましたが、従来のやり方では専門分野に限られていましたので横の連携が少なく、社会貢献や影響範囲は限られ、その活動も継続的であるとはいえませんでした。そこで幅広い光技術の専門家の知恵と活動を結集し、協力することで、光技術の専門分野に横串を貫き、新しい技術立国日本におけるNPOのモデルを構築していくことをビジョンとしています。
これらのことを実現するために今回ご就任いただいた羽鳥光俊理事長はじめ中井貞雄副理事長、黒田和男副理事長、谷田貝豊彦副理事長ほか各理事のご専門ご経歴はまことに多士多様です。因みに羽鳥先生はこれまで映像メディア学会会長、電子情報通信学会会長、財団法人データベース振興センター理事長、社団法人情報通信技術委員会(TTC)理事長などを歴任してこられ、通信光学や放送工学がご専門分野です。中井貞雄先生はこれまで大阪大学のレーザー核融合研究センター長、光産業創成大学院大学学長等を歴任され、現在はレーザー学会の会長です。勿論専門分野はレーザー工学。現在東京大学教授の黒田和男先生と宇都宮大学オプティクス教育研究センター長の谷田貝豊彦先生は共に光学分野のオーソリティーです。このように光技術とは言え、それぞれ専門の違う先生方と多くの企業がスクラムを組み新しい挑戦をスタートしたばかりです。ご関心のある方は是非会員としてご参加・ご支援いただきますようお願いいたします。
特定非営利活動法人日本フォトニクス協議会
追伸)勿論のことながら月刊オプトロニクス誌はメディアとして本協議会の活動を支えていくつもりです。

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