日本レーザーの近藤社長が書き下ろした「ビジネスマンの君に伝えたい40のこと」

20120824-businessmanno_kimini_tutaetai_40nokoto.jpg

先頃日本レーザーの近藤宣之社長の著書が出版された。
ご承知のとおり、近藤社長率いる株式会社日本レーザーは2011年に第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞、中小企業庁官省を受賞されたが、この受賞がきっかけとなり、あさ出版から出版されることになった。
「人が生を享けるのは成長するため」という信念、および「社員の成長が、会社の成長」という経営理念に基づき、「本来、会社とは社員にとって成長のステージであるべきなのです。そして社員が成長することによって、会社も成長する。それが人も起業も、成長発展し、幸せになる唯一の道だと信じています。」と説く近藤氏が、働く若い人たちのために伝えたいことをまとめたのが本書である。
「第1章・仕事とは自分を磨くもの」「第2章・ビジネスの基礎体力をつけよ」「第3章・世界で勝負する仕事術」「第4章・自分の「枠」を超える」「第5章・真のリーダーシップとは」「第6章・仕事と人生でいちばん大切なこと」という6つの章から構成されており、その下に伝えたい40のことが書かれている。
・最高のライバルは『過去の自分』、
・「困難なほうが面白い」は仕事の鉄則、
・「笑顔」も能力のうち」、
・多様性を受け止められるキャパを持て、
・試練は「必要、必然、ベスト」である、
・マネージャーになるな。リーダーをめざせ、
・「何の仕事をするか」より「どう働くか」、
・運は信じても、願ってはいけない—などなど40のことを若い人に伝えたいと言われているものの、年を重ねた我々にとっても参考になる含蓄に富んだ話が詰め込まれている。
是非一読をお勧めしたい本の一冊である。(四六版・224頁・1400円+税)

カテゴリー: 書籍等メディア情報 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です