「Opt Osaka 2014 in Tokyo ―大阪大学の光科学100―」が3月6日に東京で開催

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大阪大学の平野俊夫総長は発想力と発信力の素晴らしい方だ。

「大阪大学は創立100周年の2031年に世界でトップ10に入る研究型総合大学になる」
「大阪大学はGLOBAL UNIVERSITY『世界適塾』として輝く存在になる」
そのように夢を語り、実現に向け次々と具体策を示し、周りをグイグイと引っ張っておられるようにお見受けする。
数々示されている戦略的活動展開の一つが今回3月6日に地元大阪ではなく、東京で開催されるシンポジウム「Opt Osaka 2014 in Tokyo ―大阪大学の光科学100―」である。
主催する未来戦略機構は,平野俊夫総長のリーダーシップのもと、部局横断的な教育・研究を推進するために,2011 年度に発足し現在,8つの部門で運営されている。

大阪大学は、昔からレーザーや量子ビーム技術と応用を含めた光量子科学に関する研究が活発であり、多くの部局で基礎から応用に至る研究と教育を行ってきた。この光量子科学に関する研究ポテンシャルを一層高め部局横断的な光量子科学研究を推進するため、昨年6月に未来戦略機構に光量子科学研究部門が設立され、現在では110数を超える研究室・グループが関連の活動を展開している。

これらの光量子科学研究部門に焦点を絞り行なうのが今回のシンポジウムで、当日は文部科学省・文部科学審議官の土屋定之氏,日本学術会議・会長の大西隆氏,内閣府総合科学技術会議・議員の久間和生氏が来賓として参加される予定だ。

シンポジウムの前半において、「光科学における様々な連携研究」をテーマに
「光量子科学における連携研究とシナジー」(阪大光科学センター長・兒玉了祐氏)、
「ナノフォトニクスとイノベーション創出」(阪大フォトニクスセンター長・河田聡氏)、
「レーザー科学と共同利用・共同研究拠点」(阪大レーザーエネルギー学研究センター長・疇地宏氏)
というテーマで講演される予定だ。

また、シンポジウムの後半では、大阪大学におけるフォトニクス(ナノフォトニクス、パワーフォトニクス、プラズマフォトニクス)とその応用や量子ビーム技術を含めた光量子科学に関する多くのコアコンピタンスを紹介することを目的に、学内の110の研究室・グループによるポスター発表会や紹介冊子(大阪大学の光科学100)の配布が予定されている。
光に関わる者にとっては是非参加してみたいシンポジウムで開催要領は下記の通りである。

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●シンポジウム名:「Opt Osaka 2014 in Tokyo ―大阪大学の光科学100―」
●日時:2014年3月6日(木)午後12時30分より受付
●会場:東京大手町サンケイプラザ4階ホール
 (千代田区大手町1-7-2 TEL:03-3273-2258)
http://www.s-plaza.com/access/
●主催:大阪大学未来戦略機構

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詳細および申込は下記サイトより。
http://www.photon.osaka-u.ac.jp/

 

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